私が甲南中学1年の時のキャプテンは堀田義男さんでした
お名前や漢字に100%の自信はありません
間違っていたら申し訳ありません
高校のキャプテンでした
中1にはメチャメチャ優しいキャプテンでした
久しぶりに甲南からデ杯選手が出るかもしれないと、当時の顧問であった藤原先生がおっしゃってたのを記憶しています
その藤原先生に私たち中1は、視聴覚教室に連れて行かれ、先輩方の活躍について教えられました
甲南のテニス部は 高い目標を持ってやってもらいたいというお話でした
そこで、デ杯のシングルスを戦う渡邊康二さんのテレビ放送を観戦しながら(ビデオであったかの記憶は無いですが)、日本のデ杯チームは甲南のテニス部だけの時もあったんやで・・・というようなお話をしていただきました・・・
体験入部の当日、かぶと山のランニングでした・・・
私はランニングが得意でしたのでついていけましたが、キツイなァと思いました・・・
当然の事やったんですね・・・そんな部ですから・・・
遡り過ぎましたね・・・
さて、男子入替戦の前日
沼野から、副将の坂元を通して「調整したいので1人ですが行きます」と連絡がありました。
もう5年目になるかな?毎週金曜夜に大学と高校のレギュラーがナンピで練習をしていて、その責任者が坂元なので、彼を通して申し入れがありました。
中高監督の八田先生からも連絡があり、「明日、大学は入替戦ですけど、練習に行かせてよろしいですか?」との事でした・・・
「沼野が調整したいとの事なんで、べったり沼野についてやりたいので、自分達で練習するのでよければ結構ですよ」と返しました。
「入替戦前に、沼野が調整している真横で練習するのは良い経験になると思いますので、行かせます」との事でした。
いい判断と思いました。
入替戦に勝てる場合、沼野にかかる可能性は90%以上と本人も自覚していたのでしょう。私も、そうみていました・・・
チームの勝利は関わった全員の勝利とはいえ、やはり、自分にかかるというのは、その事を経験した者にしかわからない緊張感でしょう・・・
1時間15分くらいの時間 いつもの調整方法で練習しました・・・
個人戦前に調整を申し入れてくる事がありますが、今回は、やはり自分に託されている自覚を持った雰囲気を感じました・・・
私が思っていたとおり、沼野にかかれば「勝てる」と感じました・・・
話した時間を入れて1時間40分くらいで終わり、自転車で帰っていきました。
自転車は、高校の時、大切な試合前に、自転車でナンピに来る途中で怪我をした事があったので結構不安でしたが・・・わーい(嬉しい顔)
そして、当日を迎えました
色んな接戦がありました
最後、シングルス1と2にかかりました、並んで入りました
甲南は、どちらか1つに勝てば1部復帰
同志社は2つに勝つ必要がありました
上原、頑張ってくれましたが、ファイナルで敗れました
やはり、結局、沼野にかかりました・・・
勝利の瞬間が近づきました・・・
念願の、待ちに待ったマッチポイント!
決まった瞬間、私は、感激に移る前に 呪縛から解き放たれたような解放感を感じました
強化に携わったスタッフは皆、同じ思いをしたのではないでしょうか・・・
肩の荷が下り、力が抜けました
1部復帰の目標を掲げた年度から遅れてしまいましたが
私なりにも、甲南に1つの責任を果たせたと、ホッとしました・・・
現役達、「お疲れ様、ありがとう」って感じでした・・・
・・・・・・・・・・
私がとっても楽になった言葉があります・・・・・・
それは「ダブルスで2-1リード、それは確かに当然の意見だが、今の甲南はシングルスが強い、ダブルスに拘らず、シングルスで勝てば良い」という言葉です
これは、大先輩であります渡邊康二さんからいただきました
直ぐに宇津原大学監督に伝えました
そこから現役達に伝わったようです
それでどうという事ではありません・・・
その言葉をいただいた事で強化の気持ちは楽になったというお話です・・・
私たちの闘い方に自信を持ったという事です・・・
1部に上がった甲南は、これから王座を目指します
そのためには、確かにダブルスの2勝3勝が必要になります
ダブラ―のダブルスではなく、シングルプレイヤーに馴染むダブルスをつくり王座を現実のものとしてほしいですね・・・
王座を目指す事により
個々の意識が一流化して
個人戦にも大きな成果を実らせるはずだと信じています!
強化の最大の目的であった「王座を目指す意識づくり」に、中高大の総監督として甲南に貢献させていただけたのカナ?と自分だけで思っています・・・
次の代の主将は、男子が坂元、女子が伊丹です!
「男女1部」の響きはいいですね
さらなる頂きを目指して、現役をまとめて精進してください!