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最近、皆の関心があるからか、政治がらみの事も頭を占めていますね。
私、すごく腹が立つんですが、社民党て、変ですね!
鳩山氏の沖縄問題が人ごとですよね。
社民党も、国外県外というなら、具体案をキチッと示しなさいよ!
同じじゃないですか! 
社民党に案があったなら、鳩山氏も切り抜けたでしょうに・・・[ロケット]
(鳩山氏の擁護じゃないですよ)

さてと、自分の世界に戻しまして・・・
「コーチ業」について、もう少し話したいんですが、その前に「強いと上手い(巧い)」の違いについて考えてみたいと思います。
あの選手は「上手いが弱い」という言葉は良く耳にすると思います。
「いいボール打つし、上手いんやけどね~」なんて、良く聞きますねエ。

何かと高校の1年先輩の西尾茂之さんの事を話しますが、私は恵まれた事に、私の前後の学年から男女のトップ選手が数人出ていて(阪神間から)、こうなればこうなるんだ、なんていう勉強が自然にできたんですね[まる]
特に西尾さんは、とても近くで、選手が№1になっていく過程を見せてくださいました。
私、西尾さんに失礼な事ばかり言ってると思いますが、西尾さんを見た皆さんが「上手い」と思った事は少ないと思うんです。
戦術的に上手いと思う事はあっても技術的に「めっちゃ上手い、理想的なフォーム!」と思った事は少ないと思うんです[すいません]
もちろん、全日本チャンピオンとしたら・・・という切り口ですよ。
でも、西尾さんは、全日本選手権のシングルスとダブルスに優勝、しかも、決勝に複数回進んでいます。
国内でしょ・・・という方も、もちろんおられます。
国内でも何人の選手がこの大会を目指しチャレンジしていますか?
最後の1人に残る事の凄まじさは、ただ事ではありませんよね!
「強いです!」
「チャンスを自分が掴むか相手が掴むかです」
「チャンスはあったんですけど・・・」これも良く聞きますね。
「チャンスはあったタイプ」は勝てません。
西尾さんの場合、「チャンスにポイントを獲る能力」がひたすら高いんです。
最後の1人に残る能力ですよ。
勝つために「このポイント」が絶対必要というポイントを逃さない能力ですね。
絶対必要なポイントがわかるというのも大切な能力ですね!
打球技術は、もちろん重要な要素ですが、私は、西尾さんとの経験から、打球技術より、チャンスでの闘い方や、日頃の練習態度(雰囲気)に目がいきます。

西尾さんは、自分のスタイルを変えません。
しかし、私が忘れられない言葉の中に「不調で、どうしても自分のテニスができない時は、ひたすら拾いまくって返しまくってでも、その試合を勝ち、次の試合で自分のテニスをしろ! 負けてしまったら終わりなんだ!」という言葉があります。
「勝つ」事への強さを、強く強く感じました!
「勝つため」には乞食(何でも拾う)もする根性です。
そうそう、「勝ちたかったら良いものを着るな」とも言われました。
これも実は勝つために必要な大切な考え方ですね。
どうですか? 皆さんのポイントでのポイント取得率は?
離すゲームでの取得率は?
追いつくゲームでの取得率は?
仕事もそうですよね・晴れの日ばかりじゃないですよね。
風も吹けば雨も降り雪もあるし台風もある・・・でも、這ってでも前へ進んで次のラウンドへコマを生かさないとね・・・

もう1つ、大切な事があります。
西尾さんは、自分にアドバイスをしている人を信じきっていました。
いつも、「親父が親父が(ホントのお父様です)」
「親父が言ってるんだ」と・・・[炎]
信じる人を決めている事は、昇り詰めて行くにあたっての、大きな大きな要素であると思います!
親子(選手とコーチ)の「基本的信頼関係」がしっかりしていた事は羨ましい限りですね!

六甲中学から甲南高校、早稲田大学、そして住友軽金属、プロになられてからは、国土計画(西武の所属名)、全日本学生、全日本に優勝(その他、優勝は沢山)。
全国高校は当時、柳川高校の坂本京一さん(たぶん)に準決勝で負けて優勝を逃されています。が、その直後のアジアジュニアに優勝されアジアチャンピオンの座につかれました。
西尾さん以後、甲南から全日本学生のチャンピオンは出ても全日本のチャンピオンは出ていません。
約40年間、総合的なパワーを持った人材の輩出ができていないのが実情です。
甲南高校は今年も団体でインターハイに出場する事ができませんでした。
決勝で僅差で負けました。
大学も関西学生の本戦に多くの選手が進みましたが早いラウンドで負けました。

きれい事や合理的な打ち方や合理的な練習では「強く」なりません。
これは、私の考えですが、泥臭い「くそォ~」と思う劣等感や挫折以外、「強さ」は育ちません。
欧米も同じだと思います。もっと強く意識しているかもしれません。
「強い選手」がNAMPや甲南から誕生する事を楽しみにしたいと思います!