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子供の時、家族で鍋をしました。
よくある光景ですよね。
私は、自分の器に適当な分量を入れました。
親父は、それを見て、「もっと、ガバっと入れんかい!」と言いました[ごはん]
自宅から徒歩1分のところに親父の先輩の家があり、正月には、そこへ訪ねて行きました。
大広間に大皿で色んなものが山盛りに盛り付けてあります。
左右に大勢の親戚関係の方々が座っています。
正月のいつもの光景です。
チビチビ飲んでいる者や、食べている者はいません。

親父は、旧制高校の出身で、手ぬぐいをぶら下げて、下駄をはいた写真を見たことがあります。
正月に行く先輩は、旧制高知高校時代の先輩です。
なぜ、親父が高知に居たのかは知りません。
気になったこともありませんでした。
それが最近、高知という土地を訪ねてみたい気持ちが強くなっています。
親父を思い出す事が多くなり、少し触れてしまいました[星]

「大胆かつ繊細」は強くなるプレイヤーの条件だと思います。
大胆さだけでは成功せず、繊細さを兼ね備えなければ成功の確率は低い。
大胆に計算高く、押して引いて、強く弱く、鋭角に鈍角に、光と影、こんなバランスがとても魅力的なものを生み出すと感じています。
前に話したかもしれませんが、「陰陽の整う花の美しさ」という言葉がありますかわいい
私、すごく好きです。
私はそんなテニスをするプレイヤーが好きです。
トップスピンにアンダースピン、グランドストロークにネットプレイ、オールラウンドの技術を駆使して、ある程度のボールの数が行き交うテニスが好きです。

さて、高坂正尭先生は国際政治学の京都大学の名誉教授でした。
中曽根首相のブレーンと言われた方です。
亡くなった時は各紙一面で取り上げていました。
関西で初めて、テニス倶楽部にプレイフィーを導入する際、メンバーから大反対を受け、先生にずいぶん助けていただきました。
その件で、話をしている時に、「インターナショナルてどいう事やと思う?」って尋ねられました。
少し考えていると、「1人1人、考えが違う事を理解している事やな」とおっしゃいました。
日本人もそう考えれるようにならないと国際競争に負けるとおっしゃいました。
私には、もともとそういう「人それぞれ」という考えがあり、自信がついた気がしました。

コーチングもそうですね。
型にはめようとするコーチ、多いですね。
身体の使い方は、大きくは、数通りだと思います。
しかし、打ち方は、人の数だけあると思っています。
10人の選手がいたら、考え方も、打ち方も10種類あると思って対応しています。
それを基本に、私は自分の指導基本を持っています。
共通理解しておく事は、いっぺんに話しますが、細かな技術面、作戦面はそれぞれのプレイヤーと個別に話します。
それぞれ、違う事を話している事が多いですね[丸秘]

プレイヤーの年齢、レベル、目標、真剣さ、理解度、感覚、身体の使い方等によって、話し合う内容は、随分違います。

コーチも様々で、私のように考えるコーチもいれば、そうでないコーチもいると思います。
それも、コーチの数だけあってもいいじゃないですか。
生涯スポーツのスクールの中は統一した方がいいでしょうが・・・

コーチもプレイヤーを選ぶし、プレイヤーもコーチを選べば良いと思います。

それから、私がとても強く思う事は、才能を持ったプレイヤーであっても、強くなれる要素と、それを邪魔する要素が存在するので、それを分析して、プレイヤーに伝える事が重要だと思っています。
簡単に言えば、チャらんプランな性格が強い、短気が普通でない、自信超過剰、などなど色々あると思います。
才能を邪魔する要素を伝える事は、すごく大切なコーチの役割であると思っています。
低年齢のプレイヤーは、邪魔する要素に気付かない事が多いものです。
親もです。才能ばかりに目が行き、邪魔する要素がある事に気付いていない。
邪魔する要素を制御できないプレイヤーは成功しませんね失恋

少し違う話をしたくなりました。
今回のトヨタ問題、どうですか?
身体能力が低い場合、免許を出してはいけないという事ですよね。
ブレーキを踏むのが遅れるじゃないですか。
0.1秒まで正確にチェックして免許を出してほしいものです。
免許システムも見直すべきです。
それに、国交相の大臣はなんですか。
自国の会社を守る気持ちが無いんですか。
簡単に公聴会に出すんですか。
何か、何かにつけ、無表情というか、感情を感じとれない人物ですね。
実際は知りませんが、第一印象どおり、がっかりです。
日本を守るスタンスに立ったリーダーであってほしいですね。

眠れなくなるので、このあたりで・・・[怒る]