兵庫県高校の団体インターハイ予選、甲南は、準決勝で関西学院高校に勝利しましたが、決勝では、明石城西高校に敗れました。
総合力を駆使してNo1への復帰を目指す甲南ですが、さらなる環境の充実に力を注ぎたいと思います。
甲南は、シングル1が高2、シングル2が高1、ダブルスは高3高1のレギュラーです。
近く訪れるであろう「甲南連勝の感動」の日を夢見て、環境づくりに協力したいと思いますダッシュ!
この季節になると私たちの頃を思い出しますね。
私たちの頃も、団体最優先で、団体戦で負けて個人戦に勝つなんて、全く認められていませんでした!
私たちの頃は、甲南が勝つ事は何が何でもやり遂げるべき事でした。
私が居た、高1高2高3と、もちろん兵庫県では優勝、インターハイでも決勝進出は絶対使命でした。
高1の時は、インターハイの決勝で柳川商業高校(現・柳川高校)に敗退、私たち高1は、ボーラーや応援のために参加しました。柳川のNo1は待鳥(まちどり)さん、ダブルスが坂本兄弟、坂本兄弟は双子のペアです。初めて柳川の真剣なテニスを見ました、このチームに勝つ事なんてできるのカナ?というのが印象でした。
次の年、私は高2で、再び、決勝で柳川と対戦!!
またまた、インターハイ団体の決勝、最高の雰囲気での勝負でした。
私は、シングル2で出場しました。
甲南のシングル1は、西尾茂之さんで、私の真横で勝負されてました。
柳川のシングル1は、坂本京一さん(弟)、シングル2は坂本真一さん(兄)でした。
西尾さんも私も完敗でした。
表彰式で銀メダルをかけていただきましたが、何と悔しかった事か。。。
来年こそと思いましたが、次の年は、あまりエネルギッシュな1年を送る事ができませんでした。
もちろん、インターハイには行き、柳川と再び対戦しましたが、準々決勝での対戦となり、ベスト8でした。
結局、3年連続で柳川に勝てなかった高校時代でした。
なぜ、もう1つな1年になってしまったかというと、私の1つ上の先輩であり、テニスの戦い方を教えてくださった西尾さんの引退、おまけに、大学は早稲田へ行ってしまわれ気が抜けたというか、引っ張ってもらうものが無くなってしまったことからでした。
私は、西尾さんの影響を強く受けていた事を実感しました。このお話は、またの機会に。
西尾さん、坂本真一さんは、後にお二人とも全日本選手権のシングルスに優勝され、お二人でのダブルスも優勝されています。
デビスカップ選手であり、プロとしても、すごい経歴を築かれました。
坂本真一さんは柳川の監督もされ、現在はテレビの解説にも出演されてますね。
今でも気さくに声をかけてくださいます。
さて坂本京一さんは、日大1回生で兄弟ダブルスでインカレに優勝されたぐらいが最後で、目を負傷された後遺症のようなもので、第一線を退かれたと記憶しています。高2の時、京一さんをじっくり見ましたが、いまだに、ダイナミックなサービスダッシュが思い出され、強烈な印象が残っています。
少し斜めになってネットをとる感じでした。真一さんはキレイなまとまった感じを受けましたが、
京一さんはパワーのある非凡さを感じました。
あ~この話はマニアック?当時の方々にしかわからないですね。
話し出すと思い出がいっぱいあるなぁ。